新卒新人研修で、社会人へのマインドチェンジ!
研修カリキュラムに、学生から社会人への意識改革は必須!
学生と社会人の違いを、ぜひ、明確に認識させてあげましょう。
学生時代、真面目で優秀な成績を修めた人ほど、要注意かもしれません。
学生というフレームでの成功体験を捨て去り、マインドチェンジする必要性など、
感じていないからです。
そのまま社会に出たら、ゴツゴツと壁に当たり、失敗する場面もあって当然です。
優秀な学生だった彼ら、彼女らが、こう考えても不思議ではありません。
「これまでの人生で、同期に比べて出来が悪い、なんてことは無かった。
だとすると、この仕事、この会社は自分に向いていなかった、のではないか?」
「早いうちに見切りをつけて、次の会社を探そう!」
待って! 違う、違う!
新人も会社も仕事も、何も悪くない。仕事の適性もまだわからない。
新卒新人に必要なのは、意識改革と社会人基礎力です。
意識改革で教えるべきこと
学校と会社の違い
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学校 |
会社 |
お金 |
お金を払って、 教育を受ける。 |
仕事(労働の提供)をして、 報酬(賃金)を受ける。 |
義務
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校則はあるが、厳しい 義務はない。 |
服務規律に従う義務がある。 ・服務専念義務 ・信用保持義務 ・職場環境維持義務 ・秘密保持義務 ・業務命令順守義務 他 |
評価 |
定期テストやレポート
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人事評価 (勤怠、情意、能力、業績等) |
目指す成果 |
個人で良い成績を取る
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会社という組織(チーム)で、 事業目標を達成する |
社会人とはどんな人、何を果たしている人?
社会人の定義については、新卒新人に限らず、多くの社会人に改めて考えてみて頂き
たいことです。
この意識を高めることが、コンプライアンスに対する意識向上にも繋がっています。
社会人基礎力で教えるべきこと
・「職場で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎能力」を身に付けることで、
保有している専門知識や専門スキルが活かされる。
・「多様な人々」には、自分の苦手な人も、嫌いな人も、価値観の違う人も含まれる。
社会人は、そういう人々とも一緒に仕事ができなければならない。
・社会人基礎力を発揮すれば、仕事をもらえるチャンスが増える。
・社会人基礎力を発揮すれば、自分一人では達成し得ない大きな仕事も、チームの力を
借りて、達成することができる。
・この会社は自分に合わない、と決めつける前に、自分の社会人基礎力の発揮の仕方に
問題がないか、考えてみる。
優秀な学生はもともと素直で高いポテンシャルを持っています。
認識違いで離職、などという残念な結果にしてはなりません。
必要な情報を示し、
大切に育てていってくださいね!